
2011年09月29日
結婚5周年の御夫婦のマリッジリングが出来上がりました。今までなさっていたリングをペンダントにしてまでリング工房翔のリングを創ってくださったお客様、絶対に喜んでいただけるものをとプレッシャーも感じましたが、思い通りのものができました。ハートとイニシャル合体のデザイン、奥様のリングにはブルーダイヤを星留めしました。お二人の想いの言葉もきれいに入っています。来月の連休に横浜からお越しいただけるとのこと、お渡しが楽しみです。
2011年09月4日
お盆過ぎにふらりと来店のカップル。
「世界にひとつだけのマリッジリング、いいな」と言いながら、オリジナルリングや、リングを作られたカップルの写真を見ながら「いいな、いいな、」の連発。 でも、どう見ても御夫婦、左手の薬指にはペアリングをしています。お客様にはなりえない方ですが、リング工房翔のリングの特色をお話させていただきました。想いの言葉を直筆の手文字で彫り込めることには、「わあ、いいな。やってみたい」。
と言われましても、時間を戻すわけにはいかない・・・。
「○○ちゃん、これ作ろうよ。今のをペンダントにして」と彼女、「うん」と彼。私は「えっ、えっ」です。
お二人は結婚5周年記念に横浜から伊東へ一泊旅行に来られたそうです。
マリッジリングは、いろいろ見て回ったけど「これ」というのがなくて、二人が好きなシルバーの既製品を購入したとのこと。5周年記念に、おそろいのペンダントを買おうと思っていたとのことです。やっと納得できましたが、翔のリングを作るためには、デザインの決定、文字入れ、お渡しと三度来店していただければなりません。すると、「2〜3時間で来れますから大丈夫です。それじゃ、今、デザイン決めちゃいましょう」と。その場でデザインの打ち合わせ、ハートとイニシャルの合体に決まりました。
本日、文字入れに来店していただきました。
「こんなに緊張して集中したのは初めて。でも、楽しかった!」
終わった後のリラックスした姿が印象的でした。
ご苦労様でした。ありがとうございます。
2011年08月15日
60代後半の男性からこんなメールをいただきました。
「23年間、妻は文句一つ言わず、すっと私についてきてくれました。時には、手持ちの貴金属を売ってまで生活を支えてくれました。そんな妻に私は何も報いていません。せめて指輪の一つでもと思い、この度お願いすることにいたしました。
何故にこの時期にとお思いでしょうが、私は「福島原発行動隊」に志願させていただきました。この隊は、原発敷地内の瓦礫撤去作業等のボランティア活動を行うために結成されました。高濃度の放射能に汚染された危険な場所で、将来の日本を担う若者を働かせ、被爆させてしまうのは良くありませんので、還暦を過ぎた老僧達が働かせていただこうとするものです。
基より現在の勤めを第一と認識しておりますので、無謀なことはいたしませんが、相手は目に見えない放射能、何が起こるかわかりません。せめて指輪の一つでも感謝の気持ちとして残したいとの思いでおります。恥ずかしながら、ペアリングを作る予算はありません。妻の分だけ、世界に一つだけの18金のリングをお願いいたします」。
感動しました。この仕事をしていて良かったと心底思いました。そして、「御主人のリングを作って差し上げよう」と決意しました。
昨日、お二人に御来店いただき、想いの言葉の文字入れをしていただきました。お二人の想いの言葉は、お互いへの感謝の言葉でした。練習から本番まで、御主人の緊張がピリピリと伝わってくる1時間半でした。
昨夜、御主人からメールをいただきました。
「妻のリングに言葉を彫ることは自分の命を彫ることと思うと、途中で瞑想しなければ手が動きませんでした」と。
ありがとうございました。
2011年08月8日
合わせると二人のイニシャルが浮かび上がるデザイン、彼が考えてくれました。世界に一つだけ二人の絆となるマリッジリングです。嬉しい! マリッジリングはやっぱりオリジナルですよね。でも、大切なのは形じゃない、二人の想いなのだと、翔さんから教えられました。 想いの言葉、いろいろ考えましたが、けっきょく最後は、平凡ですが、この言葉しかないと決めました。
ありがとう
文字入れは大変だと思っていましたが、練習しているうちにコツがつかめて、おもいっきり集中しましたが、楽しくできました。私の想いが彼に、彼の想いが私にずっと伝わる、ほんとうに素敵なリングを作っていただきまして、ありがとうございます。また、遊びに伺います。
2011年07月25日
「青山やまと」のブライダルフェアでご縁をいただいたお二人です。リング工房翔のメイン作業の内文字入れをしていただきました。彼は彼女の、彼女は彼のリングに彫り込みますから、真剣そのものです。
特に男性の集中力にはいつも感心させられます。男の方が純真なんですかね。さて、彼の集中力はいかに
ご覧ください。多分、こんなに集中するのは一生に一度かもしれません。これから二人で生きていく力となる想いの言葉をいれるのですからね。この「気」がリングの魂になります。この波動を水は読み取って、二人を結びつける絆になります。きっと力強く生きていかれると確信しています。もちろん、彼女もすごい集中力でした。女性ですから写真は載せませんが。
