「リング工房 翔」店主、海瀬がお届けする「翔通信」（ブログ）です

先日、長女のMちゃんの「パパママから贈るリング」に文字入れをされた御夫妻、今度は御自分たちのペアリングへの文字入れです。

コツを掴んでいますから練習もスムーズに進みました。すぐに本番でもいいくらいでしたが、それでも約１時間、「この字が上手くいかない」と何度も彫り込んでいました。
文字入れは想いを込めることだけ、字のきれいさは問題ではないのですが、何度も何度も真剣に練習している姿は、それだけで想いが相手に伝わります。ですから、本番の字がどんなであっても関係ないです。本番ではこれ以上ないというくらいさらに真剣に想いが込められますから。

「きずなふかく」、このリングはお二人の絆を深く強くしてくれると思っています。

長女Mちゃんへ贈るリング。お二人で考えていただいた言葉を半分ずつ彫り込んでいただきました。
手のひらに汗をかき、指にはペンの痕が残るくらい力を込め、しっかりと彫り込まれました。
「こんなに緊張したのはお産のときだけ」と。
Mちゃんを授かったことへのお二人の感謝の「思い」が込められたリング、健やかな成長を願い祈りをこめて、このリングを仕上げさせていただきます。